WATER SUPPLY

水の復旧と、統計に表れない水の問題

上水道の復旧には市町村で大きな差があります。県が公表する断水戸数の推移と、集計だけでは見えにくい濁り水、時間断水、減圧給水、井戸水世帯の状況を、各自治体の発信と会議記録から確認します。

上水道の復旧

統計上の断水戸数

公表数値は基幹管路や配水池等の通水状況を示します。主要市町村では順次ゼロへ近づきました。

統計に現れない課題

個別の水の問題

井戸水の濁り、マンション受水槽の汚損、宅内配管の漏水など、通水後も生活に直結する課題が続きます。

断水の推移と、市町村の対応

折れ線は県災害対策本部会議の資料による断水戸数の実測値です。同じ地震でも、数日で解消した市町村と、3週間近く経っても大半が断水したままの市町村があります。折れ線の下の丸は、その日にその市町村が出した水に関する発信で、応急給水・使用の制限・復旧の知らせなど対応の種類を色で示しています。

断水戸数に表れない水の問題

断水戸数は「水が出るか出ないか」だけを数えます。次のような状態はいずれも統計上0戸として扱われますが、住民にとっては水が使えない状況です。自治体の発信と火の国会議の記録から拾いました。

水に関する対応の記録

各自治体が水について出した公式情報を、対応の種類とあわせて発災からの時間で並べています。水を届ける、使用を抑える、復旧を知らせる、負担を軽くする――といった動きが読み取れます。

このページの読み方

実測値の出典:熊本県 災害対策本部会議資料/発信の出典:各市町村の公式サイト